兵児帯の変化結び
兵児帯の結び方は、色々なアレンジが楽しめます。中には簡単な結び方であっても、非常に見栄えの良いものもあります。
結び方のポイントとしては、ひだを作る時にはなるべくきれいに整えながら進めて行くことです。また、兵児帯は長さがありますから、クリップなどを使用して、途中で留めながら作業を進めて行くと良いと思います。
輪ゴムは1本では弱いので、2本同時に使用した方が良いでしょう。また、何回も輪ゴムを通す必要はありません。帯が動かなくなる程度で十分です。
- 先ずは、手先の長さを60センチくらいにして、手先を上にして基本的な本結びをします。続いて、たれ先から1～2センチの屏風たたみを作っていきます。この時にひだを丁寧に作っていくことで、その仕上がりも非常にきれいになります。
- ひだを作り終えたら、その中心を輪ゴムで止めましょう。今度は手先を帯の結び目に通します。たれの輪ゴムの部分を結び目に載せ、その結び目に手先を2回通していきましょう。
- そして、手先で花の形を整えていき、結び目の下に、おしぼりタオルを入れます。
- 続いて、手先の残りの長さを全部使用して、自分の好きな形を作ります。この場合、手先を一旦すべて広げて、そのちょうど半分のところを折り、その端からクルクルと巻いていって輪ゴムで留め、花の形を整えていくと良いでしょう。